Tuesday 14 January 2020

言い訳、言い逃れ、嘘、怠惰は人の性なり

人は、言い訳、言い逃れをし、嘘をつき、自己の怠惰に起因する問題に対する責任を逃れようとする。
人間とはそういうものだとあきらめておく方が、物事がうまくゆくらしい。




Wednesday 8 January 2020

平和的多様性コミュニティというファンタジー

人の信条は様々で、同じ信条を持つ人であっても、その信じ方には違いがある。
自分の心情を表現したいという欲求や、それを他の人にも信じてもらいたいという強い欲求は、人間として非常に自然なものだ。それに加えて、周囲とうまく付き合いたいとも考える。
こうした状況下で試行錯誤を繰り返して発展してきた、多様性コミュニティというのは、まあまあ住みやすいだろうと思う。しかし、平和的で完璧な多様性コミュニティは、実現不可能だろうと思う。


どんな社会に住んでいようと、自分と人を同化してしまう傾向のある人は、自分の信じることを他の人も信じないといけないと考える。しかし、学ばない限り、普通は自他の同一視のままで大人になってゆくのだろうと思う。この部分がしっかりできていないと、他の人の信条を尊重し、自分の信条も尊重してもらうなどの関係は絶対にありえない。

加えて、個人の信条を、自由に、平和的に表現することができる社会の実現は不可能であろうと思うのは、人は、神を信じるのではなく、その時その時に現れる、政治的な影響力を持つ野心的な指導者に信仰を持つ。聖書やコーランは、時代と共に都合よく解釈される。競争や野心のある所には、思想の誘導があり、多様性が否定される。

さらに、多様性といっても、平和を実現するには、宗教の教えが平和を尊重していなければならない。宗教は本来気持ちの優しい平和的な人々をも、他の人の生存を脅かすような行動に駆り立てることができる。。

思想、宗教の自由は人間の基本的な権利とはいえ、その権利が完璧に擁護される状況は想像がつかない。それを追求することは、まるで、霧の中の的に矢を射るような感じだろうと思う。






Monday 6 January 2020

温暖化を否定する人々

まずは、https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/58761?page=4 から引用します。
 地質学者ドン・イースターブルックの声も聞こう。「いまシロクマは1970年代の5倍もいるから、温暖化で苦しんでいるはずはありません。また、過去1万年の気温を振り返れば、現在より0.5~5℃も暖かい時期を生き延びたため、いま問題があるはずはありませんね」。

今朝読んだのですが、ちょっと読むと、確かな情報のように思えます。
しかし、この情報に何かが抜けているのがわかりますか。
そうです、ドン・イースターブルックがいつこのことを述べたかという情報です。
少し検索をしてみました。
以下の記事を見つけました。

https://www.theguardian.com/environment/planet-oz/2017/dec/19/checkmate-how-do-climate-science-deniers-predictions-stack-up

Cooling any minute

Don Easterbrook is a geology professor at Western Washington University who has been making predictions of imminent global cooling for the best part of two decades.
Easterbrook, a regular at climate science denial meetings run by the Heartland Institute, rejects the role of increasing CO2 and thinks that all you need for predicting future climates is to look at natural cycles of the past.
So in 2001 Easterbrook thought: “If the cycles continue as in the past, the current warm cycle should end in the next few years, and global warming should abate, rather than increase, in the coming decades.”
So it was any minute now for cooling. In 2006 Easterbrook said: “The current warm cycle should end soon and global temperatures should cool.”
In 2008 he wrote that his “predicted cooling seems to have already begun”.
That year he also wrote: “In a nutshell, in 2001 I put my reputation on the line and published my predictions for entering a global cooling cycle about 2007 (plus or minus three to five years), based on past glacial, ice core, and other data ... If the present cooling trend continues, the [United Nations climate change] reports will have been the biggest farce in the history of science.”
So, what happened?
According to NOAA, the following year, 2009, was the fifth warmest year on record, 2010 tied for the warmest, then 2011 and 2012 were relatively cool at the 11th and 10th warmest years. When the data was in for 2013, it was the fourth warmest year. The years 2014, 2015 and 2016 were all progressively ranked warmest on record.
That global cooling is just round the corner though. Any minute now.

さて、この博士が「いまシロクマは1970年代の5倍もいる」と言ったのは、ずいぶん前のことですね。その後、2006年に温暖サイクルはすぐに終わると述べています。
しかし、2006年から約13年たって、実際のデータを見ると、決して温暖化が終わっているわけではありません。

日本語のサイトは JBpressというサイトです。以前も、環境についてのひどい記事がありました。「地球の気温は1.5℃しか上がっていない」ということを書いていましたが、実は1度上がるだけでも、ものすごいことになるのです。温暖化対策は、人々を貧困に陥れるなどのようなことも書いてました。それも、もっともそうなデータを使って書いてましたが、そのデータの使い方には、疑問を感じます。

ついでにこのサイト、ニュース記事にコメント欄がありません。

なぜ、温暖化を否定したいのか、何か裏がありそうです。


忘れていた

 最近、音楽を聴こうという気分になった。それで、何を聞こうと探していたのだけれど、聞きたいものが特にない。それでも何か聞きたいので、まず マックス・リヒターが、アレンジしているビバルディの春は、気持ちがよかった。 その後、 ブラームス、それで何か、もっと新しくて、感動できるものと...