Tuesday 14 April 2020

新しいものを受け入れる元気がない社会

Youtubeで時々、音楽を聴く。モダンクラッシックは、Max Richter、Arvo Part、それから、ミニマリストの音楽、18世紀後半の印象派などの音楽が好きでよく聞く。
しかし、ちょっとユニークなものを探そうと思うと、かなり難しい。ステレオタイプのリラクシゼーション音楽が、たくさん出ている。画像が結構面白くて、期待して聞き始めるのだけれど、つまらなくなってしまう。なんだか、深みが無くて、加工食品を食べているような感じがする。

新しいものは、理解するのが難しい。新しいといっても、ある程度、人々が持っている共通の概念の中にはまっていなければ、ただの雑音と化してしまう。
素晴らしい音楽は、それを受け入れる器を持つ、聴衆が必要だ。
それでも、ユニークなものは、鑑賞する側にそれなりのエネルギーを要求する。

社会が疲れると、そういう元気が人々の中から消えて行ってしまう。

それを最近、何となく感じる。

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