Tuesday 24 March 2020

基本的権利によって損なわれる基本的権利

男尊女卑は確かに存在する。しかし、女性の権利を掲げて戦っている人々の中には、何を求めて戦っているのかわからなくなっている人もいるのかもしれない。
女性が尊重されるとは、どういうことを意味するのだろうか。

仕事上の地位なのだろうか、賃金なのだろうか、それとも、自由意志を持つ人間として生きることを許される社会を求めているのだろうか。

果たして男性は、能力を正しく判断され、それに見合う賃金をもらっているのだろうか。そして、自由意志を持つ人間として、社会の中で扱われているのだろうか。

お腹の中の胎児は、どうだろう。これは命のない、ただの「出来物」なのだろうか。

堕胎は、胎児の基本的な人権を損なうことの名ではないだろうか。お金や地位のために、尊い命が奪われてゆくのは、非常につらい。たとえ親がレイプの犯人だとしても、この子供になんの罪があるのだろうか。感情的に子供を育てるのが無理ならば、里子に出す手もある。

基本的人権を主張する一方で、それを主張できない本当の弱者の人権が奪われているとしか思えない。

色々な事情があると思うが、、一人の人間の命よりも重い「事情」が実際、どのくらいあるのだろう。

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