Coastal de El Sauzal
Photo by Felicia Jarvis
私は子供の時に、自分は少数派として生きていこうと決心した。人のゆかないところに行き、人のやらないことをやろうと。それで初めて、自分の存在意義が感じられる。
だから、いつも人とは反対の方法を見ようとしていた。
しかし、人がどちらを、どういう理由で見ているかがわからなければそれができない。
私の観察は、いつも、手の足りないところに、自分の手を差し伸べるものだった。
社会性とは、そういうものではないのだろうか。
ステレオタイプではなくなること、人とは違うことをする人間を、空気が読めないというのではない。不必要に、人手の足りているところへ盲目的に訪れ、いらぬ仕事をする人間のことを、本当は空気が読めない人間とすべきだ。
とりあえず、人に褒めてもらうことはあきらめよう。
それでもいいではないか。
No comments:
Post a Comment