Wednesday 6 November 2019

素直に書くということ

文章を書くのは苦手だ。日本語の文法とかの問題ではなく、たぶん、自分自身の持つ、他の人との共通点の少なさに問題があるのかもしれない。
どんなことに興味があるかということもあるけれど、物事に対する反応という点で、他の人と違うのかもしれない。読者の気持ちを考えて文章が書かれていると、読みやすいだけではなく、共感を与えることができる。私には、それが欠けているのかもしれない。

ちょっと自分でも驚いたのは、私は現在、英語で詩を書くのが楽しくて、ここの所立て続けに詩を投稿している。昨日、コンテストでGoldをいただいた。

https://allpoetry.com/contest/2736097-Create-a-minimalist-poem--11

日本語では詩がうまく書けないのだけれど、母国語でもない英語では、気兼ねなく、自由に書けるのは、どうしてだろう。

私は、依然、韻を踏んだ詩を、苦労して書いていたのだけれど、今は、英語の俳句を書いている。私の場合、字数は数えないし、季語も無理に入れない。自分で、haikish short poemと呼んでいる。感情を表す言葉を使わず、状況描写だけで、考えや感情を示唆するという、楽しい言葉遊びだ。
 ちなみに、11月5日に書いた俳句を一つ紹介しよう。

a sleeping kitten
hiding claws among soft paws
an innocent beast

特にひねりも技もないし、韻も踏んでいない。通常英語の俳句は大文字は使わないし、theという御堅い冠詞も使わない。さらりと書いて、読むほうが深読みをする。

私はこれが楽しくて仕方がない。



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