Friday 1 November 2019

飛蚊症

長期にわたってPCを見た後に、突然目の中に、真黒なインキを垂らしたような映像が現れた。それが流れて目の中に広がってゆく様子は、恐ろしいものだった。

数日でだいぶ良くなったものの、まだ目の前が、ぐちゃぐちゃしている。

一句書いた。

a drop of ink
in my right eye
blocking my sight

見なくてはいけないのに、見えないものはたくさんある。
人生の目的はその一つだと思う。

私は、証明された神の存在を認めることによってのみ、それらが見えてくるのだと思うけれど、その証明は、客観的で、現実的ないといけない。

でも、世の中は、主観的な証拠に基づいて、神を信じている人が多い。
 それは、科学の世界でもそうだと思う。ただ、宗教と科学の違いは、証拠が主観的なものだということを、宗教者はある程度認めているが、科学者は、それを認めるのが難しい。確かに、表面的には、科学的な説明というのがあって、それは非常に理論的に構成されている。でも、その土台はどうだろうか。
多くの科学は、偉大な科学者の空想に基づいているのではないだろうか。
例えば、進化論を唱えたダーヴィンは、確かに素晴らしい科学者だと思う。しかし、進化論は実証することができない理論だ。
それでも、様々な科学的理論がその上に建てられている。

偉そうなことを言うけれど、これが私の正直な気持ちだ。

もし、人間の存在に目的がないというのが本当ならば、どうしてそんなことを人間は考えるのだろうか。それを必要とするのだろうか。

私たちは、本当に、少しのことしか見ていない。

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